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財団法人アジアクラブにて東南アジアとの文化交流が発端となり、中国文化のとくに食と生薬の関わりに魅了されました。
後に田七人参の営業をはじめ、独立して常春藤を立ち上げました。
ちょうど今から10年前になります。
田七人参には歴史的な背景を含め、その生薬の持つ成分の摩訶不思議さにとても興味を抱けたのです。「好きこそものの・・・」とありますように、関心がある、好きという気持ちが大きく膨らみ今日に至ります。
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今までを振り返り、今後もアジアとの貿易は行っていきたいけれど、物を動かすだけの物売りではなく、友人を作り、古きよきものを残し伝統文化を継承していきます。
その第一弾が、「黒杜酒」という伝説のお酒になります。
その地域を知ることで、黒杜酒という一つの商品から私が伝統あるものを継承できます。
もう一つは、医食同源という思想です。
ここのところ中国食品の安全性が懸念されていますが、時代背景がそうさせます。文化大革命ののち、古い思想、文化、風俗、習慣は捨てさせ、理想文化を築こうとした紅衛兵。また、市場経済の発展に伴い、利潤最優先の不正行為が横行。いつの時代も一個人は犠牲者です。中国全体が悪いわけではありません。
中国系の家庭では、まだまだ医食同源思想は伝承されてきています。
商品であったり、思想、文化であったり御伽噺などの多文化を知ることで多文化を理解できます。自分自身も常に勉強です。
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